仕事内容紹介

プレス部門

-経験と発想の絶妙なバランスで西山精工の製品を作る

西山の鍛造=プレス部門。西山精工がお客様にお届けする製品は全てプレス部門で製造しています。
プレス部門では切断された鋼材を1200℃まで電気炉で加熱し、プレス機で圧をかけて形状を作り製品にしています。製品自体はプレス機が作ってくれますが、様々な人の知恵無くして良い製品は作れません。材料の性質の見極め、金型形状の工夫、過去のノウハウの活用、装置の微調整、メンバー間の連携などが必要です。

西山精工の製品には人の知恵が沢山込められています。より良い製品を作るためなら誰とでも気軽に意見を言い合えるのが西山精工の社風です。新入社員の意見が採用されて素晴らしい製品が生まれることもあります。「50年以上前から受け継がれ蓄積されてきた経験」と「若い人ならではの自由な発想」とが絶妙なバランスで融合し、日々新しいノウハウが生まれます。
またプレスの操作やノウハウは製造のポイントとして記録され、新入社員でもわかるように標準化されています。

金型製作部門

- 金型一つ一つに命を吹き込む

西山精工の鍛造で欠かすことができないのがプレス機に取り付ける金型です。その金型を製作しているのが金型製作部門です。
西山精工では毎月約200アイテムの製品を製造していますが、アイテムごとに形状が違うため金型も毎月200種類必要となります。金型製作部門では図面をもとにプログラム化された機械で高精度の金型を製作し、製品の精度向上に貢献しています。

機械の操作はマニュアル化されており、随時講習会等に参加して新たなノウハウを学ぶこともできます。 また、金型製作班部門では日々金型を進化させることにも果敢に取り組んでいます。鍛造では寿命が長くて生産性が高い金型が求められます。
プレス部門や設計部門と活発に意見交換しながら改善活動を進めて西山精工の金型一つ一つに命を吹き込んでいます。

切断部門

- 切断で決まる製品の精度

プレス工程で使用する鋼材を切断する部門です。
長さ5メートル以上もある鋼材をフォークリフトで運んで切断機にセットします。アイテムごとに重量が決まっているため誤差が無いように鋼材を切断します。

重量や切断面の精度が高ければ高いほど製品の出来栄えが良くなります。切断技術の向上が西山精工の製品の精度を高めています。
切断部門は縁の下の力持ちで西山精工を支えています。

検査部門

- 西山精工の品質水準を守る

西山精工では1日に平均25000個の製品を作っています。検査部門では、西山精工の製品がお客様に満足していただける品質を満たしているかどうかを一つ一つ目で見て確認しています。

鍛造品の検査は自動カメラやセンサーでの判断がとても難しく、一番確かなのが人の目による確認です。「製品=各部門の努力の結晶」だからこそ、より良い製品だけをお客様に届けるために一つ一つしっかりと厳しい目でチェックしています。プレスで気づかなかった品質異常を検査部門が発見して西山精工の品質水準を守っています。
検査の手順は社内研修を受けながら覚えることができます。